2014年8月1日金曜日

足取り:奇跡の村~アミバ様

ジャギを倒したケンシロウは、四谷オアシスヘ向かう食料承認へ手紙を渡すし、西へ進む。手紙の内容は、ジャギは倒した、もう少し旅を続ける、というような内容になっていた。その後のシーンで、相当高低差のある崖にケンシロウが立ち、トキに会うことを決めるシーンがあるが、四谷オアシスから川崎方面の更に西、そして食料商人が川崎付近で手紙を渡されて四谷までたどり着く距離と時間を考えると、ケンシロウはこの時点で相当西に向かっていると思われる。想定できる範囲は、ケンシロウ一人なので常人の2倍以上の距離、川崎より更に西に60kmほど行ったところではないだろうか。つまり小田原あたりである可能性が高い。

アミバが生息する居城が若干標高が高い場所と思われる描画があるのと、アミバの部下が、ケンシロウがジャギを倒したことを報告しているシーンもあるので、偵察隊は何か乗り物に乗って偵察に行っていた可能性があるが、描画のタイミングと移動速度から考えると、ケンシロウの移動距離の2倍以上、つまり距離で言うと川崎から小田原の更に倍、南アルプスのどこかにアミバが構えている可能性が高い。

小田原から南アルプスまでの間には富士山があるが、手前でほぼケンシロウと合流するはめになってしまうので、偵察隊は海老名、伊勢原方面から小田原に入ったと思われる。


ケンシロウがジャギの居城からくすねてきたであろうガソリン数リットルを売りに小田原オアシスに入るが、この時は東側から小田原オアシスに入ったと思われる。描写的に長い間北側を描写するシーンがいくつかあるのだが、山の描写が全く無いので、南北に長い小田原の南側を、東から入ったと思われる。つまりケンシロウは川崎からほぼ直線、茅ヶ崎経由で小田原にからやって来た可能性が高い。その間偵察隊は開成町の方を通過していることとなる。

その後ケンシロウは富士山の南側、御殿場、裾野、富士市、富士宮市と通ったと思われる。というのも、富士山の東側、北側を通るなら、描画されているほど道が広くないからである。案外開けている場所に、そしててんてんと平野部に高層ビルも並んでいる。とても山間部とは思えないからだ。というわけで一度ケンシロウはデク狩り隊のハブと遭遇するのだが、そのオアシスは富士宮オアシスである。というのも、アミバの居城がある南アルプスのオアシスであるなら、バーの客がデク狩り隊のハブとギュウキをみて『何だあいつら?』『やけに物騒じゃねーか』などとは言わないからである。奇跡の村はすでにデク狩り隊の餌食になっているはずなので。というわけで、富士宮でデク狩り隊のハブをケンシロウは倒すことになる。ちなみに南アルプスの中央市を奇跡の村とすると、小田原オアシスまで普通に1日あればたどり着く距離なので、小田原アルプスの暴れん坊は奇跡の村である中央市から1日で小田原オアシスに戻り、2日間暴れてたということになる。

奇跡の村の噂を聞きつけて子供の治療をお願いしてくる家族だが、湾曲した高速道路から正面に大きな建物が見える構造となっている。この高速道路は甲西道路で、途中崩れたところから南アルプス街道に入ってアミバの居城に向かったと思われる。アミバの居城が他より高い位置になってると考えると、実は側面が川である山梨県立北病院である可能性がある。この病院の周りは地が裂け地割れのようになっており、実際の地形よりはるかに険しくなっていると思われる。

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