ジャギが最初に登場するシーンでは、相当数の高層ビルが背景に書かれているため、消して郊外ではない。ジャギとケンシロウが戦うビルは高さが200m前後あるらしいのが、都心部で200m-前後のビル且つ形状が似ているビルとなると、
- 新宿住友ビル(52階・高さ210.3m)
- アークヒルズ 仙石山森タワー(47階・高さ206.69m)
- パークシティ武蔵小杉 ミッドスカイタワー(59階・高さ203.5m)
の3つとなる。
ただし屋上にガスタンクがあるビルはどれも該当しない。となると、この時代貴重なガスをわざわざ屋上の貯水タンクに隠しているということが伺える。さすがに200m級のビルの屋上にガスがあるとは盗賊などは想像もしないだろうし、ここでは、貯水タンクにガソリンを入れていると過程する。エレベータが動かない時代で200mのビルの屋上に行くには相当の労力が必要となる。高さ的には40~50階程度だ。しかし北斗神拳を習得している二人には造作もないことであり、ガソリンの隠し場所としては最適かと思われる。
ジャギの軍団が一般市民を地面に埋めて首を斬るシーンでは、大の大人がすっぽり入るくらいの穴をいとも簡単にほっているわけなので、それを考えると比較的土地のやわらかい場所があるところで行っていると思われるが、ここでも背景に多くの高層ビルが描画されている。そしてここで部下が、南に下ったオアシスにジャギがいると言っているので、更に南下した場所にオアシスがある立地条件となると、上記ビルのなかでは若干屋上の形状に齟齬があるが、川崎市のパークシティ武蔵小杉ミッドスカイタワーが該当すると思われる。そうなると首切り場所はその北側で高層ビルが並ぶ場所、つまり等々力陸上競技場あたりではないかと考えられる。ちなみに武蔵小杉オアシスの更に南の幸区あたりは砂漠と化しているはずである。ここにジャギによってマコの弟アキが置き去りになったと考えられる。
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